木造住宅の耐震診断方法としては、日本建築防災協会から発行されている「木造住宅の耐震診断と補強方法」というものがあり、原則としてこの図書に書かれている内容や評価方法をとることが求められます。この図書には「一般診断法」と「精密診断法」という2つのパターンがありますが、多くの自治体では「一般診断法」を用いた診断や補強プラン作成に対して補助を出しています(精密診断法でも構わないですが)。福井県においても、同じような扱いではありますが、必要な耐力評価において精密診断法で用いる面積評価方法であるとか、偏心率によるバランス評価などを採用することも診断士の裁量としてゆるされています。
さて、この「木造住宅の耐震診断と補強方法」が、2025年4月に運用開始された「改正基準法」に対応するための改訂がなされ、この度、2025年改訂版として発刊させることになりました。この改訂版により耐震診断方法が大きく関わることがあるのか?というとそうではなく、手法自体の変更はないものの、告示などで拡大された耐力壁に仕様などが追加されるという感じだと予測しています。
そしてこの2025年改訂版について「講習会」が開催されることになりました。

講習会の開催地は、東京、福岡、大阪ですが、WEB講習も開催されるので、地方にいる私などは非常にありがたいことですw

この2025年改訂版が新しい評価方法というわけではなく、これまでの評価方法をブラッシュアップさせたものということで、詳細な評価につながることもあるようですが、だからといってこれまでの評価方法が使えないというわけではなさそうです。

まぁ、2025年改訂版による評価プログラムなどがまだできていないようですから、当面の診断は2012年版で行うことが前提になると思われます。
■2012年改訂版の取り扱いについて
今次改訂では、従来の基準の考え方を尊重し継続性を保持しており、診断・改修で極端に異なった結果が生じることにはならないと理解していますので、当分の間は、今次改訂版と旧版(2012年改訂版)を併置しどちらを用いて耐震診断・耐震改修を行ってもよいこととしたいと考えています。
ホームページにはこのような記載もありますので、2012年版で計算した評点と、2025年版で計算した評点が大きく差が出ることはないと思いますので、2025年版ではどのようなことを考慮するようになったか(追加されたか)を重点に講習を受けたほうがいいかなと思いました。
というわけで、WEB講習のほうを早速申し込みました♪


